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FIREマインド

FIREにおける地理的アービトラージという考え方について

おはようございます、三方ヨシオです。

本日は『FIREにおける地理的アービトラージという考え方について』というテーマでお話ししたいと思います、よろしくお願いします。

 

別の国に移住するという選択肢を検討してみる

FIREの定義は、不労所得(配当所得)などから得られる収入が生活費を上回ったときに実現されるというものでした。

すなわち、その環境が続く限りにおいては、働いて稼がなくてもずっと生活していける状態、ということですね。

現実には日本で完全にFIREするというのはなかなか厳しくて、資産規模で1億~2億はないと配当所得だけで生活するのは困難であり、だからこそサイドFIREを目指すのが現実的だよねということをお伝えしてきました。

 

しかしながら、唯一普通の収入の人が完全FIREをなるべく早期に達成させることができるという考え方があるのです。

それこそが本日のテーマである、地理的アービトラージというFIREの在り方、です。

 

地理的アービトラージという表現をよりわかりやすく説明するならば、収入を得る環境は現状のまま、生活費として支出する場所を変えることで毎月かかる費用を強制的に小さくして、予定よりも早くFIREを実現するという考え方ですね。

 

たとえば日本で生活を続ける場合、毎月かかるコストは30万円だとしましょう。

これが生活費の安い東南アジア地域、移住先として人気のタイやマレーシアで生活するとなると、これがおよそ半分近くまで下ります。

毎月15万円、年間180万円稼ぐために必要な資金は、25倍しておよそ4500万円の金融資産があれば到達可能だということになります。

 

日本では1億でゴール、タイやマレーシアであれば4500万円でゴールです。

いかがでしょうか?

居住地を変えるというたったそれだけのことで、FIREに必要な金融資産総額を半分以上減らすことができました。

これが地理的アービトラージ、勝ちが決まっている戦い、という考え方になります。

 

現実的に移住生活は可能なのか?

私自身もこの考え方には興味があって以前深く調べたことがありますが、結論としては子育て世代の私には、今すぐ家族全員で完全に移住するのは現実的に厳しいかなというのが正直な印象でした。

ただ一方では、子どもたちの成長を見届けて、たとえば15年後には夫婦2人で行動できるようになるわけで、それなら難しくはないかもしれないとも思いました。

 

あなたがいま独身一人暮らしならば、仕事のやり方を見直すだけで十分に実現できる世界ではあると思います。

完全にリモートワークで仕事ができる人、プログラマーやデザイナー、動画編集、ウェブライターなど、パソコン1台あればいつでもどこでも仕事ができるといったイメージの仕事を本業として続けられるならば、今すぐにでも日本を飛び出して生活費の安い地域でさらに圧倒的なスピードで資産を貯めていくということも不可能ではありません。

まだまだ資産の少ないうちからFIREの手前段階でいきなり海外に出て、日本で生活していると10年かかる5000万円の金融資産構築を、たった5年で達成させるということすらできるのです。

海外で生活しながら今と同じ収入を確保できる体制が整うなら、若い世代の方で独身、ないしはまだ子どもがいないという夫婦であれば、十分検討に値する選択肢ではないかなと思います。

 

また、私が難しいと感じた子育て・教育に関しては、たとえばマレーシアへの教育移住という考え方もありますので、不可能ではありません。

マレーシアもタイも基本的には標準語というのはありますけれども、英語は生活に必須な言葉として日本以上に定着していますし、また中華系の人々も多く生活しているので中国語(北京語)も当たり前のように話されています。

語学習得という意味では、日本語、英語、中国語と、将来的に必須の言語を子どもが小さいうちから素晴らしい環境で学べるということが可能になりますし、むしろそれを望む教育熱心な親もいるでしょう。

とはいえ、そこには当然にして日本の公教育以上に費用がかかるわけで、FIREという価値観とはまた別の世界の話となります。

突き詰めていくと長い話になるので、今回はこのブログで深堀りするのは避けておきます。

が、可能性としてはゼロではないですし、別の難しさ、別の苦労が見える中にあっても、日本での生活ではなく、海外での生活を見据えてFIREを目指したいという方にとっては、地理的アービトラージという考え方をベースに将来設計をしてみてもいいのかも知れません。

 

完全移住ではなくプチ移住

完全に移住が難しくても、短期的・一時的なプチ移住生活はアリかも知れません。

考え方として、まず最初に子どもたちに海外生活に慣れてもらうために、たとえば夏休みの3週間だけを海外で生活するといったことは検討しています。

まだ私の子どもたちも小さいのでもう少し先の話になるとは思いますが、3週間だけハワイに滞在するとか、東南アジアのどこかで普通に生活する、旅行ではなくて現地で生活するというのがポイントです

電車やバスに乗ってどこかに出かける。

現地の人たちと同じような生活をする。

夏休み期間だけ開催されるプログラムや、サマースクールに通うということも可能ですね。

短期的な旅行とはまた違った環境で時間を過ごすことで、日本人以外の人達との交流や、英語中国語といった別言語に触れる機会を増やすことで本人たちがどういうふうに感じるのか。

親として様々な選択肢を子どもたちに与えるのは悪いことではないのかなと考えています。

 

私が地理的アービトラージを実現するならば・・・

もし仮に私が今20代で海外での生活も視野に入れてFIRE計画を立てていくならば、次のようになるでしょうか。

 

まず最初にキャリア・仕事の選択肢として、いつでもどこでも働ける仕事に特化して経験を積みます。

フリーランスで働いている人たちが多い職種、いわゆる「ノマド」という形で旅行しながら稼ぐというのを現実的にやっている人たちのイメージですね。

わかりやすいところではやはりプログラマー(エンジニア)、ウェブデザイナー、アフィリエイト(ブロガー)、YouTuber、動画編集、ウェブライター(文筆家)といったところでしょうか。

仕事の安定感や将来性から考えるとプログラマーまたはYouTuber・動画編集といったあたりが良いのかなという印象ですが、自分の好きなものを極めていけば良いでしょう。

 

そしてある程度フリーでも安定して収入を確保できると感じたら、すぐにでも外に出てしまいます。

移住先の候補としてはやはり日本人移住者の多い、タイかマレーシアでしょうか。

金融資産の税制面でいうとマレーシアのほうがいいかもしれないなあという印象でしたが、生活費のレベルはどちらも似たようなものなので、移住前に何度か足を運んで現地で長期滞在してから決めるのがいいかと思います。

タイに進出している日本企業は多く、首都のバンコクにはたくさんの日本人が生活しています。

また、マレーシアはアーティストであり投資家のガクト氏も移住している税制面でも優れた国でとても魅力的です。

両国には移住者のためのビザも用意されているので、生活費の安いアジアに移住となるとこの2国のいずれかになるでしょう。

三方ヨシオ

 

その後は現地で生活をしながら仕事をしながら、入ってくる収入の大部分を金融資産に転換して、安い生活費で回していきます。

数年もあればある程度大きな資産が出来上がるでしょうから、日本で同じ時間を過ごすよりも、より速いスピードでFIRE達成まで突き進めるだろうというのが大きなメリットですね。

 

あくまでも今日のお話しは海外生活に対して前向きに考えられる人が検討すべきものであり、私は日本が大好きだ、私は安全な日本でずっと生活していたい、英語とかどうでもいい、和食一番という人ならば、検討の余地すらないと思います。

自分の価値観、人生観を重視して、経済的な側面と合わせて考えていきましょう。

それではまた。

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